井の外の蛙

アメリカ在住15年エンジニアから見た日本

一極集中のすすめ

地震の復興に関して、財務省が「無駄な支出を避けたい」と珍しくまともなことを言っているようです。じゃあ万博はどうなんだという話は確かにありますが、復興の方針としては真っ当だと思います。

自然災害が多く、人口も減っていく一方の日本で、ごく少人数の住民のために限界集落を維持するのが無理なことは明らか。住み慣れた土地を離れたくないなどという感情論ではどうにもならなくなるときが間もなくやってきます。強制移住に抵抗があるなら、こういう災害を契機に移ってもらうのはやむを得ないのではないでしょうか。

同じような話でバス運転手不足で路線が維持できないというのもありました。不便になる住民の皆さんは気の毒ですが、もう少なくとも民間では社会インフラが維持できない状況になっているということです。

一時期東京一極集中が問題になりましたが、いずれ一極集中しないと生きていけない時代が来るのでは!?